クライアントから依頼された記事や、ブログ記事を作成する際、中々内容が浮かばないという人がいると思います。
そういう人は、思い付きで記事を書いている可能性が高いです。
「ブログ記事を効率よく書く手順を知りたい!」
「ブログを書くために必要な構成はどうやって作る?」
「ブログ記事を書く時間を短縮したい!」
この様な悩みを抱えている人のために、今回はブログ記事の構成の作り方を解説していきたいと思います!
特に、初心者ライターは、先に構成を作って記事作成を始めると、ライティングにかける時間を短縮できますよ♪

よくわかる解説
効率を上げたいなら構成は必要
SEOを意識しすぎた構成は作らないのがベスト
上位サイトは一通りチェックする
そもそもブログ記事で構成は必要なの?
結論から言うと、ブログ記事を作成するときは構成を作ったほうが良いです。
仮に、あなたが初心者ライターで、スムーズに記事を作成したいと思っているなら、”必ず”作成しましょう。
3月のお仕事が終了しました
下記収益報告なります🥰
出会い系記事:13本(143,468円)
転売記事:28本(123,795円)
クラウドワークス:17本(133,074円)
固定契約:13本(150,000円)
マッチングアプリ:20本(169,738円)合計:91本(810,075円)
これもクライアント様のおかげです😭
毎月ありがとうございます🙇♀️— 忍野いくら@Webプロライター (@oshinoikura) March 30, 2020
私は、ライターとして7年間活動しており、最近ではコンスタントに毎月80万円近く稼いでいます。
さらに、個人的に運用しているブログでは、毎月30万アクセス近くを獲得しています。
「構成を作る時間は無駄」「構成を作っても意味がない」という人もいますが、ライターで安定した収入がある私でさえ構成は作っているのです。
この記事を作成する際も、枠組みを作ってから着手しました。
記事を効率よく作成できる
スムーズに執筆できる
ライティングスピードが上がる
クライアントとのミスマッチが発生しづらい※依頼された場合は
構成を作成すると、このようなメリットがあります。
個人で書く場合も、依頼された記事を書く場合も、記事構成を作ったほうがスムーズに執筆できますよ!
ブログで記事で必要な構成を作る3つの手順を解説します!
ブログ記事を作成する場合、記事構成を作成したほうが効率よく記事をかけることがわかりました。
しかし、”構成の作り方がわからない”という人も中には存在すると思います。
そういう人のために、記事構成を作る手順を解説していきます!
具体的な手順は、下記の通りです。
①キーワードの選定
②ペルソナ設定をする
③見出しの作成・簡単な概要を記載する
基本ベースは、この流れで行っていくと良いでしょう。
また、クラウドワークス等で記事を受注した場合は、クライアントからキーワードをもらうことも少なくありません。
※掲載許可はいただいています
この様に、キーワードを指定してもらえる場合は、クライアントの意向にこたえられるように構成をしっかり作成しましょう。
作成後は、「このような記事を書きたいと思います」といって、一度構成書を渡すのもありです。
実際、着手前に構成がほしいといってくる方も少なくないです!

①キーワードの選定
まず、ブログを作成する際は、キーワード選定をしっかり行いましょう。
狙うキーワードを明確にしないと、検索上位を狙いにくくなりますからね!
上位を狙えそうなスモールワード※月間UU100~1,000程度
競合が若干多いワード※月間UU1,000~1万程度
競合が多いビッグワード※月間UU10万以上
階層が下がるほど、上位を狙いづらくなります。
例えば、あなたが「野菜スムージー」の記事で上位を狙いたいとします。
野菜スムージーの1語では、月1,000~1万の検索ボリュームがあります。
競合性は高く、今更1語で狙ったところで上位が取れる可能性は低いです。
そこで意識したいのが、”サジェストワード”です。
サジェストワードとは、「野菜スムージー ○○」というように、サブの検索ワードのことを指します。
この場合、”効果 コンビニ カロリー”等が例です!
この中から、上位を狙えそうなキーワードを選定していきましょう。
サジェストワードを検索する際に便利なのが、「関連キーワード取得ツール」というものです。
キーワードを入力すると、サジェストワードが一覧で表示されます。
この中から、競合性が少なくブログ記事に反映できそうなキーワードを選定していきましょう!

②ペルソナ設定をする
次に、ペルソナ設定を行いましょう。
ペルソナとは、架空の人物像を設定することを指し、マーケティング等で主に使われています。
年齢:23歳
性別:女性
職業:IT企業勤務(役職なし)
所得:手取り18万円
悩み:仕事のストレスで便秘気味。家で手軽に改善できる方法を知りたい。
ライフスタイル:朝7時起きの9時出社。帰宅は19時~20時。就寝は23時以降になる。
野菜スムージーというキーワードの場合、このようなペルソナ設定ができます。
これを設定することで、どういうユーザー層に記事を執筆したいのかが明確になりますよ♪
記事を作成する際、内容がブレすぎてしまい結局どういうユーザーに発信したいのかがわからなくなることがあります。
これを避ける意味でも、記事を作成する際はペルソナ設定をしておくと良いでしょう。
③見出しの作成・簡単な概要を記載する
ペルソナ設定をして、書きたい記事・ユーザー層を決めたら、次は見出しを作成していきましょう。
見出しとは、記事の枠組みになる部分です。
最終的に、目次として反映されることになります。
こちらの記事の構成は、このようになっています。
見出しを作成する際は、タイトルや狙いたいキーワードに沿った内容で作成していきましょう。
こちらは、”野菜スムージー いつ飲む”というワードで記事作成をする場合の構成の一部になります。
上位サイトで何が書かれているのかを把握し、構成書に反映していきます。
その際、記事をスムーズに書けるように、「○○を説明※200文字~300文字程度」と決めておくと良いです。
全体的な枠組みが完成したら、あとは本文作成へと移ります。
ブログで構成を作る際に意識したい注意点3選!
ブログ記事の構成を作成する手順を解説したところで、作成時の注意点を解説していきます!
間違った構成を作って記事に反映してしまうと、上位が取れないどころか、完全に無駄足になってしまいます。
記事を依頼されて書く場合は、クライアントから差戻しされて構成を作り直さなければならないことも…
それを避ける意味でも、下記の注意点を意識しましょう。
読み手のことを考えて作成する
上位サイトの内容を網羅する
無理にSEOを意識した構成を作らない
特に意識したいのが、読み手のことを考えて作成するという点。
ライターが思うこととユーザーのニーズというのは、案外かけ離れていることが多いです。
※詳しくは後述します

読み手のことを考えて作成する
まず、構成を作成する際ですが、読み手のニーズをしっかり把握してから作成しましょう。
私は以前、「不倫 証拠」というキーワードで記事作成をしたことがあります。
この場合、様々な検索意図があると思います。
不倫の証拠を消したい・隠したい人
不倫で証拠になるものを知りたい人
ばれないように不倫したい人
この際に、「自分だったらこう思うから、この記事を書こう」と思って構成を作成するのは危険です。
該当ワードを検索すると、下記の検索結果になりました。
どれも、”不倫の証拠になるもの”が表示されたので、ユーザーは証拠になるものを調べたいということがわかります。
不倫の証拠を消したい人は、「不倫 証拠 消す」などのワードで検索すると思います。
この様に、ユーザーのニーズとか書き手のニーズというのは案外かけ離れていることが多いです。
検索上位に行きたいなら、ユーザーのニーズを把握してから、構成しないと無駄記事を量産するだけですよ!
上位サイトの内容を網羅する
構成を作成する際に、キーワード等を決めたら、見出しを作成すると思います。
先ほどの話に戻ると、「野菜スムージー いつ飲む」というキーワードでは、下記の見出しが作成できます。
野菜スムージーをいつ飲むのがいい?
野菜スムージーを飲むタイミング○選!
こちらを作成する際も、ユーザーのニーズを調べてから反映しなければなりません。
その際に意識したいのが、上位サイトの内容の網羅です。
それぞれ検索すると、”タイミング・置き換え”等のワードが出てきます。
複数の記事を閲覧した中で、参考になりそうなものがあれば、見出しに反映していきましょう!
こちらは、上位サイトの目次ですが、”いつ飲むのか”というニーズを解消できる構成になっています。
”飲む時間・タイミング・置き換え方法”で構成されており、そのまま見出しに反映しても問題ないでしょう!

無理にSEOを意識した構成を作らない
最後に、構成を作る際ですが、無理にSEOを意識するのは控えましょう。
SEO対策では下記のことが推奨されています。
H2タグにキーワードを必ず含めたほうがいい
大見出しにはキーワードを5個以上含めたほうがいい
これらの他にも多く存在しますが、それをすべて意識してしまうとかなり不自然な構成になるのです。
「野菜スムージー いつ飲む」というキーワードで構成を作成する場合、SEOを忠実に守ったものだと下記のようになります。
画像
SEO的には有効に働くかもしれませんが、ユーザビリティを完全に無視した構成ということがわかります。

そのため、あまりSEOを意識しすぎても自分の首を絞めるだけなので、注意しましょう!
ブログ記事の構成を作る上で重要な3つのこと
ブログの構成を作る際に、注意することを解説しましたが、意識したほうが良い重要なこともあるので、最後に紹介したいと思います!
構成を作成すれば、ブログを書く執筆スピードも上がりますし、効率よく記事を作成することができます。
特に、初心者ライターは何を書けばいいかわからないという問題に直面することが多いと思うので、それぞれ解説していきたいと思います!
具体的に意識したい重要なことは、下記の通りです。
何を伝えたいかを明確にする
一番伝えたい内容を序盤に持ってくる
ブロックを意識して作成する
中でも、何を伝えたいかを明確にすることは、ブログの構成の段階で考えておきましょう。
思い付きで記事を作成してしまうと、駄文を作成してしまう可能性が高いからです。
要点をまとめて、記事作成することを意識すれば問題なく作成できます。
特に、3,000文字以上のブログを作成する場合は、構成を作ったほうが書きやすくなるのでしっかり意識すると良いでしょう。
何を伝えたいかを明確にする
まず、ブログの構成で重要なのは何を伝えたいかを明確にすることです。
「野菜スムージー いつ飲む」というキーワードがあったとして、ユーザーの検索意図やニーズを読み取る内容しなければなりません。
飲むタイミングを知りたいのに、”レシピ・効果”等をメインで紹介しても、ユーザー目線に寄り添った記事を作成できませんよ!
どのように考えればいいかわからない人は、下記を意識しましょう。
1.全体的なニーズを把握する
2.解決策を考えて構成に反映する
3.ユーザーが読みやすい流れを考える
この流れで行えば、ユーザー目線に寄り添った記事を作成することが可能です。
まず、キーワードに関する全体的なニーズを把握しなければなりません。
- どういう目的で検索するのか
- ユーザーは何を求めているのか
- そもそも何のための構成なのか
これらを一つずつまとめた上で、構成に反映させましょう。
そして、ある程度ニーズを把握したら、次は答えをまとめます。
【野菜スムージー いつのむというキーワードの場合】
どういう目的で検索する→飲むタイミングを知りたいから、ダイエットを効率よくしたいから
ユーザーは何を求めているのか→タイミングを把握してダイエットしたい
そもそも何のための構成なのか→効率よく記事を書くため

一番伝えたい内容を序盤に持ってくる
ブログ記事で意識したいことですが、読み手のニーズに沿った記事を書かなければなりません。
その際に、だらだら文章を書くよりも、序盤で読者が解決したい悩みを持ってくると、早い段階で問題解決が可能です。
こちらは、「野菜スムージー いつのむ」というキーワードの構成書です。
導入文を作成し、最初の段落で、「野菜スムージーを飲んで効果が出やすいタイミング」というのを持ってきています。
それだけでは、記事の内容が薄すぎてしまうので、”体験談、時間帯別の効果”等のキーワードに関連する見出しを作成しています。
ユーザーは、”基礎知識を知りたい・悩みを解決したい”という気持ちで記事に入ってきていますし、序盤の段階で説明しないと不親切です。
それに、基礎知識がない状態で、応用の情報を説明したところで、理解できない可能性が高いのです。

ブロックを意識して作成する
最後に、ブロックを意識して構成は作成しましょう。
指定するキーワードによって、伝えたいキーワードというのは異なると思いますが、だらだらと文章を書くのはナンセンス。
見出しごとに伝えたいことを意識して、構成を作成するとスムーズに本文へ反映できます。
例えば、この構成の場合。
飲むタイミング→タイミングを解説する
体験談→タイミング別で現れた効果を解説する
ユーザーが読み取りやすいような仕組みを意識して作成しています。
さらに、見出し2の「野菜スムージーで効果を得るために飲むタイミング3選」というものとは別に、見出し3でそれぞれのタイミングを分けています。
見出し2の時点で、飲むタイミングをそれぞれ紹介しても良いですが、一つの見出しが長くなりますよね!
ユーザーも読みづらいですし、それぞれ見出しを作ってブロックを意識すると良いでしょう!

ブログ記事の構成を作って執筆スピードを上げよう!:まとめ
ブログを作成する際ですが、構成を作ってから作成したほうが、スムーズに本文に反映することができます。
私も、文章を作成する際は、必ず記事構成を考えてから作成しますし、クライアント依頼・ブログ記事の執筆でも同様です。
ライティングスピードが上がる
無駄な文章を書かなくなる
必要な知識だけを紹介できる
SEOを意識した文章を作成できる
ブログの構成を作成した際のメリットですが、簡潔でまとまった文章を書くためには構成は必要ですよ!
特に、ダラダラとした文章を書いている人は、一度構成を作成して文章を書いてみると良いでしょう!