『エックスサーバーからConoHaWING(コノハ)にWPを移行してみたい』
『サーバー移行って難しくない?』
僕自身エックスサーバー、FUTOKA、ミックスホストなどのいろいろなサーバーを使ってきましたがConoHaWINGは未体験でしたので今回はConoHaWINGの『簡単移行』というサービスを使いサーバー移転を試してみました。
本記事でわかること・・・
・エックスサーバーからのConoHaWINGへサーバー移管の方法がわかる
・ConoHaWINGの『かんたん移行』を使う時の注意点がわかる
・できるだけエラーが起きないようにサーバーが移管ができる
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そもそもなぜエックスサーバーからConoHaWING(コノハウィング)に移行するのか?
そもそも僕がConoHaWINGに移行したいのには3つの理由がありました。また、この理由に該当する人はエックスサーバーからConoHaWING(コノハ)に移行しても後悔はしないでしょう。
固定費削減のためにConoHaWINGに移管した
僕の場合は複数サイトを運営していたため
・ミックスホスト(1380円)
・エックスサーバー×3(1100円×3)
・FUTOKA(1980円)
上記5つサーバーを借りていました。しかし選択と集中の意味で固定費を下げる目的でエックスサーバーを2つ、FUTOKAを一つ減らす目的でConoHaWINGに移行しました。
※固定費だけで毎月6000円以上なくなっていました…
サーバーを移管することで月のサーバー代を
6660円/月 → 3680円
に抑えることができました。
ConoHaWINGのスピードを味わってみたかった
エックスサーバーも十分に定評のあるサーバーで未だに人気が高い。ただ、ConoHaWINGは『国内最高速』を謳っているためやはりアフィリエイターとしてはその速度を実感してみたい!
そう思いConoHaWINGへのサーバー移行を決意しました。
結果変更後は大きくではないですが数値は改善しています。
オンラインサロン内でConoHaWINGを使用する人が増えた
僕はいくつかオンラインサロンに所属しているのですが、そのオンラインサロンではConoHaWINGをサーバーで使っている方が多いため情報交換しやすいという理由でConoHaWINGを使いたいとも思いました。
エックスサーバーも情報量が多いのですが、ブロガー界隈ではConoHaWINGの需要も大きいので移行してもいいのではないか?と思い今回に至りました。
ConoHaWINGの『かんたん移行』を使ったサーバー移行の方法
それではここからはConoHaWINGの『かんたん移行』を使ったサーバー移管の方法を紹介していきます。
ざっくりとした流れは以下の通り
- ConoHaWINGへの申込み
- ConoHaWINGで移行したいドメインの設定
- エックスサーバーでDNSのIPアドレスを変更
- 『かんたん移行』でデータをコピー
- ドメインのネームサーバーの変更
- ドメインのSSL化
- 完全に反映されるまで待つ
①まずはConoHaWINGに申し込みをする
最初にやるべきなのはConoHaWINGへの申込み。
ここで問題になってくるのはエックスサーバーからConoHaWINGに移行するにあたりどのプランにすればいいか迷う方もいるかと思います。
ConoHaWINGにはこれらのプランがありますが、エックスサーバーと同価格帯のプランで問題ないでしょう。
渡しの場合はエックスサーバーで一番下のプランだったのでベーシックのプランを選びました。
月にアクセスが100万PV程度ならこのプランで問題ないのではと思います。
②ConoHaWINGにドメインの登録
ConoHaWINGでアカウントを作成したらサーバーでドメインの登録をしていきます。
まずドメイン登録をしていきます。
この画面から移行するドメインを設定することが可能です。
おそらくエックスサーバーでのサイトはSSL化されている方が多いと思いますが、ConoHaWINGにデータ移行後にSSL化していくので今は『SSL化は利用しない』で大丈夫です。
③ドメインのDNSのIPアドレスの変更
次はドメインのDNSのIPアドレスの変更を行っていきます。
DNSなどの説明は専門的なことになるのでここでは割愛します。手順の通りに作業をすすめてください。
移管元(ここではエックスサーバー)のログインしてIPアドレスを確認します。
【サーバー情報】>【IPアドレス】から確認することができます。
▼
サーバー情報の【IPアドレス】をメモしておきましょう。
エックスサーバーはここまで。
次はConoHaWING側で設定をしていきます。
▼
先程エックスサーバーでメモしたIPアドレスを上の2箇所に変更していきます。
変更後に保存したらDNSの変更はひとまず終了。
④ConoHaWINGの『かんたん移行』でサイトをコピーしていく
DNSの変更が終わったらConoHaWING上の『かんたん移行』で移行元サイトのデータをコピーします。
ただしConoHaWINGの『かんたん移行』では使用に条件があります。
移行条件について
・ WordPressのバージョンが3.8.5より古いサイト
・ PHPのバージョンが5.3より古いバージョンを利用しているのサイト
・マルチサイト機能を使用したWordPress
・ダッシュボードログイン時に二段階認証(ロボット認証)を行っているサイト
・プラグインインストール時にFTP情報を必要とする設定のWordPress
・WordPress.comからの移行
・ダッシュボードから画像投稿が出来ないサイト
エラーのでるプラグインについて
・Yet Another Related Posts Plugin
・WassUp Real Time Analytics
・WordPress Popular Posts
・wp slims stat
・Broken Link Checker
・count per day
上記の条件を満たしていない場合、上記プラグインを使用している場合はエラーがでて移行できない可能性があるので注意。
それではConoHaWINGの『かんたん移行』を使ってサイトをコピーしていきます。
▼
移行元のパスがConoHaWINGで使えない文字の羅列の場合エラーがでる場合があります。そのときはエックスサーバー側でパスを変更しましょう。
あとはコピーが完了するのは待つだけです。元サイトのデータ容量にもよりますが、数分から数十分はかかります。
30%からなかなか進みませんがエラーではなく、僕の場合は30%>60%>完了となりました。
⑤ドメインのネームサーバーの変更
現在のままだとドメインのネームサーバーの設定がエックスサーバーになっているのでネームサーバーの設定を変更していきます。
ドメインを取得しているドメイン会社にログインします。
僕の場合は今回はバリュードメインで購入したドメインなのでバリュードメインにログインしていきます。
ネームサーバーをConoHaWINGに変更していきましょう。
上の画像と全く同じにして行けばOKです。以下コピペに使用してください。
ns-a1.conoha.io
ns-a2.conoha.io
ns-a3.conoha.io
これでネームサーバーの設定は終了です。
ConoHaWINGでSSL化を行う
ネームサーバーが反映されたらConoHaWINGでSSL化を行っていきます。
【サイト管理】>【サイトセキュリティ】>【無料独自SSL】>ONにする
上記の手順でサイトをSSL化していきます。
ここでもサイトがSSL化ができるまでに時間がかかる場合もあります。
ConoHaWINGでSSL化の確認をするには【サイト管理】>【サイト設定】>【SSL有効化】で有効化が明るい文字になっていればSSL化完了となります。
⑥DNS設定を元に戻す
最初に変更したIPアドレスを元に戻します。
これでエックスサーバーからConoHaWINGへのデータ以降は終了です。
最後にチェック
・プラグインを止めた場合元に戻したか
・ネームサーバーの設定をきちんと
・きちんとログインできたか
・ConoHaWINGのDNS情報を元に戻したか
・.htaccess 記述はコピーされないので注意
以上は確認しておきましょう。
自分で移行が難しいという方はConoHaWINGでも6,980円〜サーバー移管代行をしてくれるのでそちらのサービスを使うのも良いかもしれません。
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